【日本史】日本史探求の受験戦略・勉強法

こんにちは、篠原です。

日本史の勉強は、覚えることが多いので大変ですよね。
でも、この記事では、「日本史の受験戦略」を紹介します。
頑張れば、誰でも必ず、どんな大学でも合格できるのが「日本史」という科目です。
勉強することで、世界に誇れる日本の歴史を自分のものにすることができますから、一緒に頑張っていきましょう!

Step0:日本史選択するか、否かを決める。

日本史という科目は、地理や世界史とくらべ、

  • 出題範囲が狭い(基本的に、日本列島のことしか扱わないため)。
  • 問われる内容が深く、覚えることが多い(出題範囲が狭いため。)
  • 漢字が多い(特に京都大学)。
  • 受験で使える大学が多い。

という特徴があります。

これを踏まえて、日本史選択にするかどうかを決める必要があります。

Step1:流れを把握しよう。

誤解している人が多いので、最初にお伝えします。

「流れが分かれば覚えなくても解ける」と言う人がいますが、それはウソです!

日本史は暗記科目なので、覚えないと点数は取れません。ただ、流れを理解しておくことで、暗記がしやすくなる、という側面があります。

僕のYouTubeチャンネルには、日本史の流れを1時間で解説する動画があるので、ぜひ見てみてください。

参考書なら「超速日本史の流れ」がおすすめです。

Step2:人の名前を覚える。

歴史は人が作るものですから、人名を覚えることが日本史の基本になります。

時代ごとに、「天皇」「将軍」「内閣総理大臣」などの代表的な人物の名前と「その人が何をしたのか」をセットで覚えていきましょう。

細かい用語を覚えるのは大変なので、最初は「人名」だけでもかまいません。

最終的には、頑張って2500個くらいは覚えましょう。

Step3:問題演習をする。

用語を覚えても、実際の問題でどう使われるのかを理解しないと、点数は取れません。

問題演習を通して、用語の理解を深めていきましょう。

おすすめの教材は、Z会の『実力を付ける100題』です。

Step4:論述問題対策をする。

京都大学や一橋大学など、論述問題を出す大学を受験する人は、このステップも必要になります。

論述問題の対策には、『日本史論述トレーニング』などの教材が役立ちます。

日本史の勉強には、約800時間くらいかかると思って、計画的に進めていきましょう。 特に高2の終わりまでにステップ2までを終わらせることを目標にすると、受験勉強がスムーズに進められます。

おすすめ教材まとめ

日本史の勉強でよく聞かれる質問と回答

日本史選択は有利ですか?
覚えることは多いですが、地理よりは受験で使いやすいです。
また、地理は点数が乱高下しやすく、日本史の方が時間はかかりますが、安定しやすいです。
世界史と比べると、好き嫌いかな、と思います。
山川の教科書はどう使えばいいですか?
教科書は、とても良い教材ですが、最初は辞書的に使うのがおすすめです。
論述対策の時には、山川の教科書から書き方を参考にすると良いでしょう。
用語を覚えるコツはありますか?
好きな歴史上の人物(推し)を決めて、その人の周辺のことを重点的に覚えるのがおすすめです。
塾長・篠原の著書【手抜き勉強大全】200ページ(QRコード)